確認日: 2026年6月13日。

読者の問い: プレゼン資料や提案書をAIで作りたい時、Gamma、Canva、Copilot、Gemini、ChatGPTのどれを使えばよいか。

短い答えは、ゼロから見栄えのよいスライドを作るならGamma、デザイン素材まで整えたいならCanva、社内のMicrosoft資料とつなぐならCopilotを候補にします。 迷った時の暫定おすすめは Gamma です。理由は、資料作成に特化しており、文章からスライド構成まで進める流れを読者が想像しやすいからです。

この記事では、主要AIを5種類に絞り、何に向いているか、どこで迷いやすいか、有料化前に何を確認するかを整理します。料金、機能、商用利用、保存データ、対応国、利用条件は変わるため、最後は公式ページで確認してください。

この記事の読み方

最初に、5種類の早見表で候補を2つまで減らします。次に、料金体系の表で「無料で試せるか」「月額だけでなく追加課金があるか」「仕事や公開物に使えるか」を確認します。最後に、代表ケースを見て、自分の使い方に近いものを選びます。

AI比較で失敗しやすいのは、機能が多いものを正解だと思うことです。実際には、毎日使うのか、月1回だけ使うのか、仕事で共有するのか、個人で試すだけなのかで合うAIは変わります。この記事では、機能の多さより「自分の用途で迷わず使えるか」を優先します。

5種類の早見表

AI 向いている使い方 読者が確認しそうなこと 注意点
Gamma 企画書、提案書、スライドの初稿作成 短時間で見せられる形にしたいか エクスポート形式、ブランド調整、料金
Canva AI デザイン素材、SNS、プレゼンをまとめて作る テンプレートや素材を使いたいか 素材の利用条件、ブランド管理、商用利用
Microsoft Copilot PowerPointやWordなどMicrosoft 365内の資料 社内ファイルと連携してよいか 会社ライセンス、管理者設定、機密情報
Gemini Googleドキュメントやスライド周辺の整理 Google Workspace中心か Workspace契約、共有範囲、データ利用
ChatGPT 構成案、話す順番、説明文の下書き まず中身を整理したいか 出力をそのまま使わず事実確認する

この表は、最初の候補を減らすための入口です。高機能なAIを全部試すより、自分の用途に近いものから1つだけ試す方が判断しやすくなります。

料金体系の比較表

AI 無料/試用 個人向け有料 上位/法人 最大で見る項目
Gamma 無料枠 Plus / Pro Team/法人系 AIクレジット、書き出し、ブランド管理
Canva AI Canva Free Canva Pro Teams / Enterprise AI回数、素材、ブランド管理、共同編集
Microsoft Copilot Copilot Copilot Pro Microsoft 365 Copilot 対象アプリ、管理者設定、職場データ
Gemini 無料版 Google AI Pro Google AI Ultra / Workspace Flow/Veo、NotebookLM、保存容量、地域
ChatGPT Free Go / Plus Pro / Business / Enterprise モデル上限、深い調査、Codex、ファイル

この表では、各AIを「無料/試用」「個人向け有料」「上位/法人」「最大で見る項目」の順に並べています。スマホでは表の中を横に動かすと、無料から最大プランまで同じ行で比較できます。

金額そのものは国、税、月払い/年払い、キャンペーン、ログイン状態で変わることがあります。契約前には必ず公式料金ページを確認してください。

料金メモ

  • Gamma: 無料枠とPlus/Pro/Team系。AI生成クレジット、書き出し、ブランド管理、共同編集は公式料金で確認します。
  • Canva AI: Canva Free、Pro、Teams、Enterprise系。AI機能の回数、素材、ブランド管理、共同編集はプランで変わります。
  • Microsoft Copilot: 個人向けCopilot/Copilot Pro、法人向けMicrosoft 365 Copilotなど。Microsoft 365の契約、管理者設定、対象アプリによって使える範囲が変わります。
  • Gemini: 無料版に加え、Google AI Pro、Google AI Ultraなど。公式ページではProが5TBストレージやNotebookLM上限増、Ultraが高い利用上限やFlow/Veo系の上位機能を含む構成です。
  • ChatGPT: Free、Go、Plus、Pro、Business、Enterprise。公式ページでは地域や契約形態で表示が変わるため、個人はPlus/Pro、仕事利用はBusiness/Enterpriseを確認します。

料金を見る順番

  1. まず無料枠で自分の用途を試せるかを見る
  2. 次に月額、年額、チーム料金、税金、地域表示を確認する
  3. 生成回数、クレジット、アップロード容量、保存期間などの上限を見る
  4. 商用利用、著作権、公開物への利用、クレジット表記の条件を見る
  5. 解約方法、返金、契約更新日、追加課金の有無を確認する

特に画像、動画、音楽、議事録、コーディング系AIは、月額が同じでも実際に使える量がかなり違います。安いプランでも、透かしが入る、商用利用に制限がある、生成回数が少ない、チーム共有ができない場合があります。

用途別に選ぶなら

使う場面 まず見るAI 理由
スライドをゼロから作る Gamma 構成から見た目まで進めやすい
SNS画像も一緒に作る Canva AI デザイン素材とテンプレートが使いやすい
社内PowerPointを直す Microsoft Copilot Microsoft環境と合わせやすい
話す内容を整理する ChatGPT 構成案や説明文の下書きに使いやすい

代表ケースで考える

ケース1: スライドをゼロから作る

まず見る候補は Gamma です。理由は、構成から見た目まで進めやすいからです。

このケースでは、最初から全AIを契約する必要はありません。無料枠や試用できる範囲で、同じ入力、同じ素材、同じ目的を使って比べます。料金を見る時は、月額だけでなく、出力回数、クレジット消費、商用利用、共有、保存期間、解約方法まで確認します。

保留した方がよいのは、公式料金ページで上限が分からない時、仕事や公開物に使うのに商用利用条件を確認していない時、または生成結果を自分で直せない時です。

ケース2: SNS画像も一緒に作る

まず見る候補は Canva AI です。理由は、デザイン素材とテンプレートが使いやすいからです。

このケースでは、最初から全AIを契約する必要はありません。無料枠や試用できる範囲で、同じ入力、同じ素材、同じ目的を使って比べます。料金を見る時は、月額だけでなく、出力回数、クレジット消費、商用利用、共有、保存期間、解約方法まで確認します。

保留した方がよいのは、公式料金ページで上限が分からない時、仕事や公開物に使うのに商用利用条件を確認していない時、または生成結果を自分で直せない時です。

ケース3: 社内PowerPointを直す

まず見る候補は Microsoft Copilot です。理由は、Microsoft環境と合わせやすいからです。

このケースでは、最初から全AIを契約する必要はありません。無料枠や試用できる範囲で、同じ入力、同じ素材、同じ目的を使って比べます。料金を見る時は、月額だけでなく、出力回数、クレジット消費、商用利用、共有、保存期間、解約方法まで確認します。

保留した方がよいのは、公式料金ページで上限が分からない時、仕事や公開物に使うのに商用利用条件を確認していない時、または生成結果を自分で直せない時です。

ケース4: 話す内容を整理する

まず見る候補は ChatGPT です。理由は、構成案や説明文の下書きに使いやすいからです。

このケースでは、最初から全AIを契約する必要はありません。無料枠や試用できる範囲で、同じ入力、同じ素材、同じ目的を使って比べます。料金を見る時は、月額だけでなく、出力回数、クレジット消費、商用利用、共有、保存期間、解約方法まで確認します。

保留した方がよいのは、公式料金ページで上限が分からない時、仕事や公開物に使うのに商用利用条件を確認していない時、または生成結果を自分で直せない時です。

それぞれの特徴を深掘り

Gamma

何が強いか: 文章からスライドや資料の形にするのが速い / 構成案、カード型資料、Web共有に向く / デザインに時間をかけず見られる資料へ近づけやすい

向いている場面: 企画書、提案書、スライドの初稿作成。

読者が迷いやすい点: 短時間で見せられる形にしたいか。

苦手・注意点: 細かい企業テンプレート再現は手直しが必要 / 出典や数字は別途確認する / PowerPoint納品が必須なら書き出し品質を確認する

最初の試し方: 見出しだけのメモを10枚前後の資料にし、構成の良し悪しを見ます。

料金の見方: 無料枠とPlus/Pro/Team系。AI生成クレジット、書き出し、ブランド管理、共同編集は公式料金で確認します。

Canva AI

何が強いか: 画像生成だけでなく、SNS、スライド、バナーまで編集画面で完結しやすい / テンプレート、素材、サイズ変更が強い / 非デザイナーでも公開用デザインに整えやすい

向いている場面: デザイン素材、SNS、プレゼンをまとめて作る。

読者が迷いやすい点: テンプレートや素材を使いたいか。

苦手・注意点: 生成AI単体の自由度は専用ツールより低い場合がある / 素材のライセンスと有料素材の扱いを確認する / ブランド用途ではテンプレート感を調整する必要がある

最初の試し方: ブログ記事の図解、SNS投稿、アイキャッチの3形式に同じ内容を展開して試します。

料金の見方: Canva Free、Pro、Teams、Enterprise系。AI機能の回数、素材、ブランド管理、共同編集はプランで変わります。

Microsoft Copilot

何が強いか: Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teamsを使う職場では導入効果が見えやすい / 社内文書や会議、メールの流れに乗せやすい / Microsoft 365管理下なら組織の権限管理と合わせやすい

向いている場面: PowerPointやWordなどMicrosoft 365内の資料。

読者が迷いやすい点: 社内ファイルと連携してよいか。

苦手・注意点: 個人版と法人版でできることがかなり違う / Microsoft 365の契約や管理者設定が前提になる機能がある / 会社のデータを扱う場合は導入済みライセンスと社内ルールを確認する

最初の試し方: PowerPointの構成案、Teams会議の整理、Outlook文面の下書きの3つで試すと向き不向きが分かります。

料金の見方: 個人向けCopilot/Copilot Pro、法人向けMicrosoft 365 Copilotなど。Microsoft 365の契約、管理者設定、対象アプリによって使える範囲が変わります。

Gemini

何が強いか: Google検索、Gmail、Docs、Drive、NotebookLMとの相性がよい / 長い資料、動画、画像、Googleサービス内の作業をまとめやすい / Google AI Pro/UltraではNotebookLMやFlowなど周辺機能も含めて検討できる

向いている場面: Googleドキュメントやスライド周辺の整理。

読者が迷いやすい点: Google Workspace中心か。

苦手・注意点: 利用できる機能は国、言語、年齢、アカウント種別で変わる / Workspace環境では管理者設定の影響を受ける / Googleサービス連携は便利な分、共有範囲と保存先を確認する

最初の試し方: Googleドキュメント1本、PDF1本、検索を含む質問1つで試すと、普段使いに合うか判断しやすいです。

料金の見方: 無料版に加え、Google AI Pro、Google AI Ultraなど。公式ページではProが5TBストレージやNotebookLM上限増、Ultraが高い利用上限やFlow/Veo系の上位機能を含む構成です。

ChatGPT

何が強いか: 文章作成、要約、画像、音声、ファイル分析、作業手順の整理まで1つで試しやすい / 日本語の自然さと説明の分かりやすさが強く、初心者の最初の1本にしやすい / アプリ、カスタムGPT、プロジェクトなど、日常作業の置き場を作りやすい

向いている場面: 構成案、話す順番、説明文の下書き。

読者が迷いやすい点: まず中身を整理したいか。

苦手・注意点: 最新情報や料金、法律、制度は必ず公式情報で確認する / 会社資料や個人情報を入れる前に、所属先のAI利用ルールを見る / 高度な調査や専門判断は、出典確認と人のレビューが必要

最初の試し方: 同じ質問を3回投げるのではなく、文章作成、調査、表作成の3用途で試すと向き不向きが見えます。

料金の見方: Free、Go、Plus、Pro、Business、Enterprise。公式ページでは地域や契約形態で表示が変わるため、個人はPlus/Pro、仕事利用はBusiness/Enterpriseを確認します。

同じ条件で試す質問例

比較する時は、AIごとに違う頼み方をすると判断がぶれます。まずは次のように、同じ条件で聞いてください。

私はプレゼン資料や提案書をAIで作りたい時、Gamma、Canva、Copilot、Gemini、ChatGPTのどれを使えばよいか。。候補はGamma、Canva AI、Microsoft Copilot、Gemini、ChatGPTです。目的、予算、商用利用の有無、使う頻度、必要な出力形式を表にして、最初に試す1つと、保留すべき条件を教えてください。

出てきた回答は、そのまま信じるのではなく、公式料金ページ、利用規約、ヘルプページで確認します。特に料金、商用利用、データ利用、生成物の権利、会社での利用可否は、AIの回答より公式情報を優先してください。

失敗しやすい選び方

よくある失敗は、ランキング上位やSNSで話題のAIをそのまま選ぶことです。話題性が高いAIでも、自分の用途ではオーバースペックだったり、日本語や商用利用の条件が合わなかったりします。

もう一つの失敗は、無料枠だけで「使える」と判断することです。無料枠では良く見えても、実際に公開物や仕事で使う段階になると、書き出し形式、透かし、クレジット、共有、保存、利用規約が問題になることがあります。

最後に、複数AIを一度に有料化するのも避けたいところです。まず1つだけ選び、1週間から1か月使って、足りない理由が具体的に言えるようになってから次のAIを検討します。

迷った時の判断フロー

  1. 資料の用途を決める
  2. 社内情報を入れてよいか確認する
  3. 初稿をAIで作るか、構成だけAIに頼むか決める
  4. 最後は人が数字、固有名詞、権利関係を確認する

有料化する前の確認リスト

  • 無料枠で、自分の用途を3回以上試したか
  • 商用利用、著作権、データ利用、保存期間を公式で確認したか
  • 仕事で使う場合、会社や所属先のルールを確認したか
  • 日本語入力、日本語出力、書き出し形式が自分の用途に合うか
  • 解約方法、月額、追加課金、クレジット消費を確認したか
  • 代替AIや無料の範囲でも足りない理由を説明できるか

結論

まず1つ選ぶなら Gamma から試します。ただし、これは全員にとっての正解ではありません。資料作成に特化しており、文章からスライド構成まで進める流れを読者が想像しやすいからです。

今日やるなら、この記事の早見表から自分の用途に近い行を1つ選び、公式ページで無料枠、料金、商用利用、データ利用を確認してください。迷う場合は、有料化せず、同じ作業を2つのAIで試して結果を比べるところまでで十分です。

公式確認先